「コールサック」(石炭袋)104号 2020年12月1日
定価:1,320円(送料込)
コールサック(石炭袋)104号 目次
詩歌の窓 古城いつも/谷光順晏
扉詩 貝塚津音魚 イノシシサミット会議/
太陽光とイノシシ 1
特集 『村上昭夫著作集下』刊行記念 (解説文を収録)
評論 大村孝子 はじめての旅は
鈴木比佐雄 連作詩「サナトリウム」の「ほんとの
悲しみ」と「自然の交響曲」―『村上
昭夫著作集 下 未発表詩95篇・『動
物哀歌』初版本・英訳詩37篇』
渡辺めぐみ 村上昭夫詩集『動物哀歌』と未発表詩
について ―病いと対峙する詩人
北畑光男 村上昭夫著作集の完成
―まぎれもない今世紀の詩集
詩Ⅰ 熊谷直樹 妖怪図鑑「子泣きじじい」/
「あずき洗い」
勝嶋啓太 妖怪図鑑「枕返し」
高柴三聞 ガジュマルの木から降って来た
佐々木淑子 チリリン つりがね草/映しっこ/
もうひとつの道
坂井一則 植物図鑑(2020.9)
淺山泰美 夜市
宮川達二 散文詩 リムリックの母
猪爪知子 空を見る/戸口にて
星清彦 いわゆるひとつの線について
原詩夏至 逃げ続ける/Memento mori/
魔宴
詩Ⅱ 植松晃一 ニューノーマル(新常態) 46
石川樹林 白衣のタクト 47
山﨑夏代 わたしは どこに いるかしら 48
酒井力 いまこそ第一歩を
風守 わたし一人だけ/
ブラウンプラネット
山口修 蜻蛉/蝶/労働歌 三
坂本梧朗 眠る力
日野笙子 No Longer
榊原敬子 don t mind
外村文象 コロナの時代/梅雨の晴れ間/
ギターを弾く男たち
鈴木比佐雄 元総理と現総理を鞭打ちたくなった
藤谷恵一郎 慟哭の鐘が響く/駆除/闇
詩Ⅲ 大城静子 幻/野辺の煙
根本昌幸 小さな命
懸田冬陽 知らない歌
鈴木正一 三・一一を忘れない
植木信子 秋の風を見るもの
みうらひろこ コロナ禍の時代/大人のぬり絵
東梅洋子 1月16日木曜日/
ライオンのおやつ 小川糸
久嶋信子 なんで
柏木咲哉 画学生の恋/回想列車/
First Christmas
高田一葉 ポプラ/在る
狭間孝 磯の香/次に見えるのは六千八百年後
杉本知政 時の歩みに
青柳晶子 朝の御託
秋野かよ子 盗み見の手紙/秋いろ
福山重博 無題の腸詰4(六篇)
中原かな 来る日も来る日も
座馬寛彦 重たい飛翔
俳句・短歌
俳句時評 鈴木光影 『須賀川俳句の集い』で高校生に伝えた
かったこと
コールサック句会報 第三回・第四回
俳句 松本高直 薔薇の門
福山重博 しっぽ
原詩夏至 頬杖
岡田美幸 試作品展示会
鈴木光影 十三夜
「コールサック」を読む
奈良拓也 「学習器としてのヒト」と「詩という
MEME」 ―「コールサック
号」の俳句・短歌を読む
翻訳俳句 水崎野里子 「夏」
「秋」
デイヴィッド・クリーガー(翻訳:水崎野里子)
夏 Summer
講演 スコット・ワトソン(翻訳:水崎野里子)
芭蕉と共に
講演解説 水崎野里子 英語で書かれた芭蕉エッセイ
短歌 大城静子 老鶯の声 1/老鶯の声 2
遠くからの声 1/遠くからの声 2
岡田美幸 グラスの底/かつての旅行
原詩夏至 黙示録
短歌 福山重博 まっすぐな道
水崎野里子 霊山
座馬寛彦 水の行方
エッセイ 原詩夏至 濡れたうつせみ、見えない《返し》
鹿又冬実 言葉を信じるけもの 岡田美幸歌集
『現代鳥獣戯画』雑感
短歌時評 座馬寛彦 記憶の「声」を呼び起こす
狂歌 高柴三聞 狂歌(令和2年1月より10月迄8首)
小説
小説時評 宮川達二 極東への旅 ―チェーホフ著『サハリン島』―
小説 北嶋節子 あの角を曲がって
淺山奏美 東亜ホテルへ
前田新 草莽伝 青年期4
しのぶ憂一 サナダムシ・シンドローム
鈴木貴雄 博徒伽藍日誌 6─鯨
葉山美玖 にがくてあまい午後(二)
評論・エッセイ
評論 大城貞俊 長堂英吉と吉田スエ子
―可視化される土地の記憶
詩人論 永山絹枝 『近藤益雄を取り巻く詩人たち(一)』
江口季好(その3)―障害児教育
の道―「いのち(命)」
エッセイ 中津攸子 万葉集を楽しむ 七
万葉集編纂の真意
黄輝光一 よみがえれ魂(死を前にして思うこと)
宮川達二 ノースランド・カフェの片隅で
―文学&紀行エッセイ 第二十六
回 北海道漂泊―啄木の一年―
石川啓 辺野古基金
詩Ⅳ
詩誌評 植松晃一 揺らぎ、変わる、コロナとの一年
詩集評 岡本勝人 連載 迷宮としての詩集(二)対比は
可視を造形する―模索する現代詩の迷宮
現代詩時評 原詩夏至 奇跡、或いは「惨たる事故現場」
小詩集 井上摩耶 『Case of Chiffon』三篇
高橋郁男 『風信』二十
永山絹枝 『英国社会研修の旅(一九九〇年・他)』
堀田京子 『ひぐらし挽歌』九篇
柏原充侍 『風の悲劇』十篇
萩尾滋 『悲歌のポリフォニー』第四回
小島まち子 アメリカ東海岸に暮らす(五)
大統領たちの街、ワシントンDC
水崎野里子 私のインド紀行(2)
―都市の喧騒と動物との共生
外村文象 老いのほそ道(五)
―九十歳を目指して
『新城貞夫全歌集』
山﨑夏代 『新城貞夫全歌集』に寄せて
八重洋一郎詩集『血債の言葉は何度でも甦る』
大城貞俊 日本国家を相対化した詩集
伊良波盛男小説『神歌が聴こえる』
平野(野元)美佐
南島の神話的世界から響くポリフォニー
下地ヒロユキ 超越と崇高への渇き
堀田京子詩文集『おぼえていますか』
清水英雄 『おぼえていますか』に寄せて
平松伴子小説集『従軍看護婦』
いとう柚子 戦場を体験した看護婦たちを描く
鈴木文子詩集『海は忘れていない』
石川逸子 『海は忘れていない』を読んで
坂田トヨ子 書き残す勇気と努力
書評
吉田正人詩集・省察集『黒いピエロ 1969~2019』
照井良平 『黒いピエロ』に寄せて
間瀬英作 詩兄吉田正人さんを哭こくす
吉田美恵子『原発事故と小さな命 福島浜通りの犬・猫救済活動』
日野笙子 ノンバーバルな動物たちへ、記録・
人びとの励まし
『アジアの多文化共生詩歌集』 (再録)
今井正和 『アジアの多文化共生詩歌集』短歌評
村上政彦 小説『台湾聖母』 (再録)
森詠 台湾日本語は報復する
岸本嘉名男 詩・評論選集『碧空の遥か彼方へ』
神田さよ 詩でたどる、詩を生きる
アンソロジー『日本の地名 百名詩集』公募趣意書
アンソロジー『地球の生物多様性詩歌集 ―生態系への
友愛を共有するために』公募趣意書
編集後記
鈴木比佐雄
鈴木光影
座馬寛彦
「年間購読会員」のご案内